菅沼稔 展 2012.10.31〜11.10

〜絵画、そこに着くために〜

菅沼稔作品

夏の終わりの山里の道を歩くと、様々な死骸に出会う。
蝉の抜け殻と鳴き通したあとの残骸。
日照りに干されたミミズ。
車のタイヤに押しつぶされた蛇。
彼らは個性を持って精一杯生きとおした。

個性を持って生きとおすことのむずかしさを、この頃つとに感じる。
別段考えて生きてきたわけでもなく、政略的に過ごしていたわけでもない。
日々漫然と捨ててきた。

その結果がこれだ。
これでいい。
というよりはこれしか残っていない。
絵画に至る道を、とにもかくにも探し求めた一つの答えを、何とか提示しなければならない。
でも、まだ途中だ。

抽象できる部分は、それをした。
色にもこだわった。
納得できる部分とそうでない部分もあるけれど、お時間ございましたらお越しください。

菅沼稔展写真1 菅沼稔展写真2 菅沼稔展写真3 菅沼稔展写真4

○○○○

菅沼稔(すがぬまみのる)プロフィール
  • 1951年 静岡県沼津市生まれ
  • 1976年 東京藝術大学大学院美術研究科版画専攻 修了
  • 2001〜02年 文化庁派遣藝術家在外研修員として欧州滞在(主にスペイン)
  • ■作品収蔵
  • クラコフ国立美術館、サンフランシスコ近代美術館、ブリティッシュミュージアム、パリ国立図書館、東京藝術大学美術館、国立近代美術館、町田国際版画美術館、沼津市立病院、イスタンブール版画美術館、クレモナ市立美術館(以上版画)
  • 相模原市、足立区勤労福祉会館、沼津市立高校、沼津市庄司美術館、横浜美術館(以上油彩画)

▲ページのトップへ