玉置光恵 展 2012.4.4〜4.14

ひかり〜未知なるひびきへ〜

玉置光恵作品1

手漉き紙の原料となる繊維状の楮(こうぞ)、雁皮(がんぴ)を植物染料で染め、それらを伝統的な手漉き紙の手法で紙を漉いていきます。
作家独自のやり方として、紙漉き用の簀(す)を床に置いて、上から紙料を流しながら漉くので、単色の紙を漉くだけでなく、一枚の紙を漉く工程で、何色か違った色の紙料を流し注ぎ込みながら、線を描いたり、面を描いたりしていくことができます。
紙を漉くことそのものが、いわば絵を描く行為に相当するものです。ただそれも、水の流れが介在するため偶然性も大きく影響してきます。
乾いて半透明の美しさを宿した漉いた紙を重ねて深い色合いを生み出し、それらをまた重ね合わせたり、コラージュを加えたりしながら創作した作品です。

15点程を展示いたします。

玉置光恵写真1 玉置光恵写真2 玉置光恵写真3 玉置光恵写真4

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玉置光恵(たまきみつえ)プロフィール
  • 1943年 和歌山県生まれ
  • 1966年 慶応義塾大学文学部卒業
  • 1984〜86年 サンフランシスコにてFred Reichmanより絵画を学ぶ
  • 1989年 紙漉きによる作品を発表、現在に至る
  • 【主なグループ展】
  • フィナール国際美術展(東京、1989選考委員会賞、90、91サロン・ド・メ招待賞)
  • サロン・ド・メ(パリ、1990、92)
  • ペルー美術賞展(ペルー・リマ美術館、1991金賞)
  • 中国美術賞展(中国・上海美術館、1994金賞)
  • 日仏現代美術展(パリ、東京、1992佳作賞、サロン・コンパレゾン賞)
  • 現代美術今立紙展(福井県、1990、92、93)
  • 国際丹南アートフェスティバル(福井県、1994、95、96、97)
  • 現代日本美術展(東京、1994、96神奈川県立近代美術館賞、三重県立美術館賞)
  • Gallery Di Mano(カリフォルニア州バークレー、1996)
  • チリ美術賞展(チリ・サンチャゴ現代美術館、2000大賞)
  • 【個展】
  • ギャラリー銀座 San Ban Kan(1993、94)
  • Galerie 90(デンマーク、1994)
  • Oギャラリー(東京、1996、98)
  • すどう美術館(東京、1999)
  • 画廊ランプ屋(神奈川、2000、02)
  • ギャラリーテムズ(東京、2004、06)
  • ギャラリークラマー(東京、2005)
  • 【作品収蔵】
  • ペルー・国立リマ美術館
  • 神奈川県立近代美術館
  • 三重県立美術館

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