矢田典子 展 2008.4.2〜4.12

 

矢田典子作品1

下塗りの色は、その時々の感情に委ねている。
その色たちは、上からの引っかき線や剥がし等で、その傷口からほんの少し顔を見せる。
そして、重ねられた色彩が融合する瞬間、時間という目には見えないものを私は目の当りにする。
いつも絵の完成が近づくにつれ、何故だか“終わり”を引き延ばしたくなる。
終わりなどきてほしくないという気持ちが胸の奥からわきだしてくる。
楽しかったり、苦しかったりの時間を惜しむかのように始めてしまったオイル、パステルや鉛筆などを使ってのキャンバスの上での遊びがますます私の心をときめかせる。
でもそれは終わりがきたことを静かにゆっくりと私に気付かせる瞬間でもある。
(矢田典子)

油彩を中心としたミクストメディア、陶の作品による展覧会です。

矢田典子写真1 矢田典子写真2 矢田典子写真3 矢田典子写真4

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矢田典子(やたのりこ)プロフィール
  • 大阪に生まれる
  • 1995年頃から具象から抽象作品にかえる(油彩、銅版画)
  • 2000年頃から陶の作品の制作を始める
  • 1999年より個展、グループ展で発表を続ける

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